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円満寺(えんまんじ)は兵庫県西宮市にある仏教寺院。 高野山真言宗別格本山、山号は医王山。摂津国八十八箇所79番札所。本尊は薬師如来。 == 概要 == 開山・法道仙人、創建・康保3年(966年) 円満寺は、西宮市鷲林寺にあった、武庫山鷲林寺を現在地(西宮市社家町)に移したのが始まりである。 武庫山鷲林寺は平安末期の治承・寿永の乱(源平合戦)、戦国時代には、荒木村重の乱に遭い荒廃した。また、織田信長の焼き討ちのため炎上し、灰燼に帰した。灰燼に帰したときに、南勝坊に霊夢によるお告げがあったため、鷲林寺を現在地に移した。そのため、今里鷲林寺とも称されて、現在に至っている。 1945年(昭和20年)8月の空襲で、すべての建物が全焼した。その際、所蔵していた古記録も焼失して、詳しい歴史が解らなくなってしまった。1948年(昭和23年)円満寺第53世、真応により、本堂・庫裡などの諸堂を再建し、中興を果たした。しかし、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災では西宮成田山の堂宇、納骨堂、庫裡が全壊した。 境内の西側には、神変大菩薩の石碑、稲荷社がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「円満寺 (西宮市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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